発毛診断士による頭皮に関する情報コラム
髪を泣かせている原因 その3
髪を泣かせている原因とは?育毛を頑張っていると思っていても、見過ごしていることが結構あります。シリーズ第三回です。
こんにちは! 育毛の達人の佐野です。
「抜け毛が増えて心配なのですが・・・」
という質問を月に何度か頂きます。
ちなみに抜け毛は誰にでもあり、寿命がきた髪は毎日抜けます。
全く抜けないことはありえません。
でも、こんな場合は要注意です。
「 細くて短い髪が大量に抜けるようになった 」
「 ある日を境に明らかに抜け毛が多くなった 」
「 頭皮に痒みもある 」
これは使っているシャンプーの洗髪剤の洗い残しがあり、十分にすすぎきれていないことに原因であるケースがかなり見られます。シャンプーで頭皮にキズをつけないよう、指の腹で優しく洗うことも大切なんですが意外と見落としてしまうのが最後のすすぎです。
鏡の無いところで洗髪するとよく分かるのですが、特に市販の廉価なシャンプーは界面活性剤の影響が強く、泡立ちが激しいので、ザッとすすいだつもりでも頭皮や髪の隙間に、よく泡が残留したりします。すると頭皮に残った洗髪剤の影響で痒みが出たり、頭皮が乾いて不要な抜け毛を誘発したりするわけです。
洗うことも大切ですが、充分すぎるくらいすすぐことも同じくらい大切なのです。
とはいえ、そもそも使用する洗髪剤(シャンプー)が良質のものでなければ、化学残留物が頭皮下に浸透するので、痒みは日に日に増えていきますので、よくすすいでも抜け毛が減らない、ということは有り得ます。料理の素材と同じように、シャンプーも良いものを使って頭皮と髪の健康が保たれます。
界面活性剤などを多量に含んだシャンプーは有名なシャンプーでも(ほど?)驚くほどたくさんあります。界面活性剤を多量に含むシャンプーほど、肌から吸収される経皮毒性により身体にも化学物質がたまっていきます。結果、頭皮が痒くなり、洗っても洗っても痒みもとれず、フケも多く出るようになります。
そこへフケ防止用のトリートメントなどを使ったら、やけどした皮膚に砂利をこすりつけるようなものです。これらは髪や頭皮をあくまで一時的に化学成分で保護しているだけなので、根本的な改善にはなりません。むしろ、使えば使うほど頭皮状況は悪化します。
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