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抜け毛についてのお話しをいたします。


■抜け毛の本数に惑わされないようにしましょう

抜け毛は薄毛に関係なく毎日100本前後はあります。

抜け毛は皆さん気になる要因の一つですね。「抜け毛＝薄毛」と直ぐに思われる方は多いのではないでしょうか？

しかし抜け毛は薄毛に関係なく毎日100本前後はあります。
抜け毛が1日に100本前後はあっても正常な毛髪サイクルだと次から次と新しい髪が生まれるので問題ないんです。

抜け毛の毛根部分をよく見てください。健康な抜け毛の毛根はマッチ棒みたいに毛根がプックリしています。

しかし過剰なダイエットや栄養が足りないと毛根部分にいくにし
たがい細く槍のような抜け毛になったり、ストレスや血流が悪くなって何らかの異常で毛母細胞が活動ストップした毛髪は毛根もない貧弱な抜け毛という状態になります。

健康な毛髪サイクルの抜け毛は100本抜け毛があっても問題ありませんが、異常な毛根の抜け毛はやはり何らかの要因があっての異常脱毛ですからトラブル解決は早いほうが良いですね。
異常脱毛は進むとAGAという状態になり薄毛となります。

ヘアサイクルを正常な状態に戻すのが一番の近道なのですが、これがなかなか上手くいきません。何故なら、脱毛因子である5αリダクターゼのパワーが思いの外強力に邪魔されてしまいます。

この脱毛因子を遮断できれば薄毛という概念はなくなります。いくら抜け毛が出ても何ら心配は要りません。新しい髪がどんどん生えてきてますから、新しい髪が生まれます。

以前、テレビで薄毛の人がいつも通りの洗髪の仕方で洗髪してもらい抜け毛の本数を数えました。

すると薄毛でオデコがもう広くなったAGAの方でも抜け毛がなんと200本ほどあるんです。これが１回の洗髪で出てしまうとどんどん薄毛が進行してしまうのはお分かりですよね。

それが毎日ですから、しかも毛髪サイクルが異常になっているので新しく髪が生えたとしても直ぐに髪が休止期になり後退期に移り脱毛してしまう。

せっかく生えた髪が太い髪に成長する間もなく脱落してしまうのです。

■美容師さんのシャンプー方法は「指ぬき」

先日テレビを観ていたら、ある有名な理容師さんが薄毛の人への抜け毛を減らす洗髪の仕方を放送してました。

ゆっくりと優しく手のひらを使い耳の上から持ち上げる感じで優しく洗髪します。指で洗髪するのではなく、手のひらでゆっくりです。

「なるほどな。」


そう思いながら見てました。
結果はやはり抜け毛はかなり減ります。

また美容師さんもお客様をシャンプーするときは特殊な技を使います。

「指ぬき」？
なんだろう？

指ぬきとはシャンプーで洗髪してる時に5本の指を洗髪中ストロークしながら指を1本、1本指を頭皮から外しながら洗髪します。


ピアノを弾く感じですね。
こうすることで何が良いのか？

髪が指に絡まって抜けるのを防ぎます。
心地よいマッサージ効果もあります。

これがプロの技ですね。美容師はシャンプーばかりの下積み時代を数年過ごします。来る日も来る日もお客様を洗髪ですから手はお湯でふやけて、シャンプーの薬剤で手がボロボロです。
それが耐えれなく美容師を辞める人も多いのも現状です。

■自分で出来る抜け毛対策

髪はプロに任せるのが一番とは思いますが自分達で出来る抜け毛対策もあるんですよ。まずは食生活の改善、生活スタイルの見直しは最優先ですね。

折角、良いシャンプーや効果のある育毛剤を使っても暴飲暴食や睡眠不足、おまけにタバコや栄養バランスが取れてないなんてのは論外ですね。
私だってそんな生活だったら髪は生えないのは当たり前と感じます。

食生活は抜け毛には関係ないように思われるかもしれませんが、密接な関係があるのです。
亜鉛やタンパク質、ビタミン、ミネラル。髪の生成に必要や栄養素がないと髪は身体でつくられません。
まるでガソリンが切れた車のように、走ることも出来ない状態です。

あとは頭皮ケア、夏になると日差しも強く頭皮はさらされます。
これが影響で秋に抜け毛が増える方は多いのではないでしょうか？

私も昔に日焼けをし過ぎて頭皮が日焼けで特大のフケのように頭皮の皮が剥けた事があります。さすがにこのときは焦りました。頭皮のダメージは火傷と同じですよね。真皮細胞までダメージを受けると肌だとシミになります。

頭皮だとまず毛根はもちろん、その下の真皮細胞までダメージを受けているのですから事態は深刻です。若い時は日焼けをした小麦色の肌は健康的で爽やかです。しかし頭皮には悪影響もあるので、常に注意していて下さい。

頭頂部分にある百会(ひゃくえ)というツボこのツボは抜け毛にも効果があるツボとして有名です。血行不良にも効果的です。抜け毛に悩む人の頭皮はほとんどが血行不良でもあると言われています。

頭皮は毛細血管が多くあつまりその毛細血管から髪の毛母細胞に栄養が運ばれます。その毛細血管が細くなったり栄養が行き渡りにくくなるとやはり髪は細く貧弱な髪となり抜け毛を招きます。

このツボをゆっくりと優しく刺激するだけでも頭皮の緊張が緩みますよ。

薄毛の人の頭皮はカチカチな頭皮になりがちです。
このツボを押しても頭皮に適度な弾力がなければ頭皮はカチカチになっていて血行不良を起こしやすい頭皮というわけです。
適度な弾力の頭皮は抜け毛を減らすのにも必要ですし、新しい髪が生える土台としても大事です。体の体温が1度下がると免疫力は数倍下がります。

体内の血流が悪いとやはり薄毛になるリスクも増えます。体を暖めるのは半身浴やサウナが効果的ですが適度な有酸素運動は必要と考えます。体全体を適度な運動で動かすことにより体内の細胞が活性化されます。体温も免疫力も上がります。薄毛の人の体温は血流が悪いので低い方が多いので適度な有酸素運動は効果的です。

髪は昔から内臓の鏡とも言われています。髪が元気がないと内臓も弱っています。抜け毛や薄毛にはかならず原因があります。その原因となる体や心のバランス異常が髪に表れると考えると理にかなっていますね。