発毛診断士による頭皮に関する情報コラム
身体の環境と薄毛
薄毛の根本的解決のために、育毛シャンプー、育毛サプリ、育毛剤さえ使っていればよいと考えていらっしゃる方は本当に多いです。しかし身体の環境を整えるだけで、それらの効果が何倍にもなるとしたらどう思いますか?
「育毛はほんとうにがんばってるんです!」
このように胸をはっておっしゃる方がおられます。
しかし
「でも何をしても効果があがらない!」 という場合、見落としていることがあります。
それは・・・・
生活リズムがバラバラ
睡眠が不十分
食生活が好ましくない
などです。
髪は睡眠中、しかも夜9時から夜中の3時に生成されるといわれています。 つまり、それ以外の時間帯ではほとんど生成されない、という意味です。
人間には体内時計が備わっています。
わたしたちの身体は日中の明るさに反応します。それで身体が朝、昼間そして夜を判断します。これで温度調整をしながら活動リズムをつくっているのです。 でも寝る時間帯が不規則だったり、今朝は7時に起きたと思ったら、翌日は徹夜したり 夜中の3時に寝たりする、という場合。
こうなるとホルモンバランスが崩れます。身体の新陳代謝も鈍ります。 そのため髪や頭皮への栄養も十分にいきわたらなくなるのです。 結果、髪が伸びるのが遅くなり、抜け毛も増えます。 すると心配になって、ストレスが増します。
ストレスによって血管が緊張し固くなります。 また血液の質もストレスで悪化することが わかっています。 結果、さらに抜け毛が増えるので、心配だからと育毛にさらに頑張るのですが、なかなか効果が現れない・・・。
これはもっとも肝心な睡眠と生活リズムが崩れているからなんですが、なかなか気が つかないことが多いようです。 実際、夜間勤務されている方は、そうしたくてしているわけではないのがつらいところだと思います。
しかし日中勤務で、自己努力で改善できる場合、理想的な睡眠リズムは習慣化しないと せっかくの育毛努力も水の泡になります。
身体の蘇生能力の力は生まれ持った 「地のちから」 なのです。 どんなに高い育毛剤をふりかけたり、一生懸命、頭皮マッサージをするよりも、睡眠の改善だけのほうが抜け毛を止める効果があったりすることも決して珍しくありません。
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