2018/07/18
発毛診断士による頭皮に関する情報コラム
夏に異常に発生する抜け毛
抜け毛が夏に異常発生するという方にとって気をつけていただきたいことをお伝えいたします。体内環境と抜け毛の関係は切っても切れない縁にあります。
夏に異常に髪が抜け、冬になると復活する、という方からお問合せをいただきました。
そもそも人間の体は生命を維持するようになっています。
髪が無くても直接生死につながりません。
そのため、例えばですが、過激なダイエットや粗食などで毎日の栄養が足りない状態になった場合、まっさきに髪へ送られる栄養、血流がシャットアウトされるのです。
夏になると抜け毛になるという方は、もしかしたら食欲が無くなり、充分な量もしくは質の伴った食事内容に なっていない可能性があります。
他の可能性としては体内にたまった毒素の除去。つまり、解毒が不十分である可能性ことです。特に女性の場合、身体が冷えると低体温になりやすいのです。
そして冷えによる影響を最も受けるのが子宮です。仮に冷えた血液が子宮に循環しますと、病気になりやすくなります。
そもそも体温が低いと頭部の血管、つまり毛細血管への血液循環が悪くなる。低体温になると免疫力が極度に下がります。1度下がっただけでも何百種類もの細菌に抵抗できなくなるという報告もあるので、本当に油断できません。
さらには、免疫が弱るために老廃物、またシャンプーから必然的に出る毒素が排除されなくなります。解毒にはジムなどで運動をして発汗作用による解毒をするか半身浴で30分前後汗を出すなどの方法があります。
まずは夏に低体温症にならないよう、解毒のための発汗と、生姜紅茶の飲用が推奨されます。
育毛には
「必ず」
「100%」
という言葉は当てはまりません。
うまくスムーズにいくケースもあれば、何かの問題に引っかかっていたがために改善しないケースもあったりします。
しかし問題を突き止めて発毛したときの喜びは大変に感慨深いものがあります。
発毛された方からのメールをご紹介させていただきます。
ご紹介にあたりましては、この方からぜひ多くの方に知って欲しいということで許可を得てご紹介させていただくことになりました。
育毛をされている方にとって、今日は非常にためになること記載されておりますので
ぜひご参考にされて下さい。
なお発毛マニュアルの内容に一部触れるものがありますため、内容は一部省略しております。
また個人名や個人情報はイニシャル等に置き換えております。
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茨城県
M.H.様より
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育毛の達人佐野様,こんにちは。やりました。発毛と育毛に成功しました。
本当にありがとうございます。感謝の気持ちで一杯です。今回はその感謝の気持ちをこめて,成功した経緯をご報告させていただきます。
育毛の達人に出会ってから2年と5ヶ月がたちました。2009年3月に育毛の達人と出会いましたが,最初の1年4ヶ月は,究極の発毛法をもってしてもうまくいきませんでした(これを説明すると長くなりますので,1年前のメール相談(お問い合わせ番号03000532)をご覧下さい。)。
このとき,不満をメール相談で佐野様にぶつけてしまいましたが,それに対して,丁寧で温かみの
あるご回答をいただいたので,もう一度どん底からはい上がる気持ちで頑張りました。今回成功できた要因は,「発毛・育毛への執念」「育毛の達人との出会いとメール相談」「科学的な分析力」「アンチエイジングの勉強」だと思います。
20代前半の頃の髪の量を100,完全にはげてしまった場合の髪の量を0とすると(10代の頃は120),2009年3月ごろは20を切っていました。現在は,80ぐらいまで生えそろいました。「髪が増えたね」「若くなった」と言われるようになりました。20代中頃に最初に抜け始めた部分が,まだ薄毛化している状態です。DHTがいまだ強く作用しているということですね。
薄毛化が遅かった場所ほど,早く復活することがわかりました。これからの課題は,「髪の維持」と「いまだ薄毛化している患部のさらなる育毛・増毛」です。
さて,そろそろ本題に入ります。私は学者でもないし研究者でもないので,なぜこの1年間で劇的に効果が出たのか,本当のところはわかりません。一応理学部で科学(理科と数学)を勉強しましたので,考えられる範囲で分析したことを報告いたします。マニュアルと違う部分もありますが,それは個人差だと考えて下さい(発毛マニュアルが間違っているとは考えていません)。
前回のメール相談で,「女性型脱毛症」ではないかというアドバイスをいただきましたが,直感的に違うような気がして(すみません),究極の発毛法を1ヶ月ぐらい止めて,その間にもう一度根本から徹底的にうまくいかないと考えられる原因を洗い出しました。なぜ究極の発毛法が効きにくい体なのか調べようと思った
のです。様々な角度からアンチエイジングについて勉強しました。健康診断も受けました。その結果,改善できる余地として以下の3点が浮かび上がりました。
1.糖化と酸化,酵素の摂取,代謝向上
2.自律神経のバランス
3.バイオリズム
1.について詳しく説明します。健康診断の結果,体がかなり糖化していました。つまり糖尿病の一歩手前という状態でしょうか。この結果を最初は信じられませんでした。というのはこの時点ですでにやせていたからです。
ここが最大の盲点でした。「毒素の排出=体重の減少」が発毛への道だと考えていたので,毒素を排出するため究極の発毛開始時点から朝食を抜きました。そうすると,職業柄,昼食を自分で選べず,弁当などが多いので,栄養分が理想的に摂取できません。みるみるうちに体重が減っていき(最初の1年で12kg減り
BMIは17台となりました),ガリガリに痩せてしまったのです。もともと痩せていたのに,病的なぐらい痩せたので,さすがにこれはまずいと思いました。
体が飢餓状態に傾いていたときに,糖分やタンパク質の摂取の仕方が悪かったのか体が信じられないくらいに糖化してしまっていたのでした。そこで以下のように改善に乗り出しました。朝食は必ず食べる
(果物を2種類食べる→生野菜(6,7種類)+豆腐+納豆を基本として食べる)。
昼食も食べる(揚げ物や肉類はなるべく食べない,加工食品はなるべく食べない)。夕食はサラダ(豆腐+納豆を含む)を食べてからご飯などを食べる。酵素をたくさん取るようにしたのです。これらに気をつけた結果,この1年間で体重が10kg増えて,B
MIも20台になりました。
・酵素の豊富な食材を毎食食べ,代謝酵素を体内に増やすため,果物や野菜を積極的にとる。
・植物性のタンパク源をしっかりととる。納豆や豆腐など
・可能な限りサラダを最初に食べて糖化を防ぐ。
・1日3食にして,体内の糖化を防ぐ。
・タンパク質と糖を加熱してできる食材は,体内の糖化を促すので注意する。
次に酸化です。これはジョギングをやめて,ウォーキングもしくはスローキングにしました。有酸素運動です。フルマラソンへの参加もやめました。
加圧トレーニングを週に2回実施して,体格づくりと成長ホルモンを促しています。
2.自律神経のバランスは「ストレス」と密接な関係があります。今まで軽視していました。この1年間,仕事の量を意図的に減らして,夜は副交感神経の働きを高めました。ストレスを感じないように「ゆっくり」「穏やか」な気持ちを心がけたり,その他,いろいろと試して,自律神経のバランスを正常に保てるようにしました。とにかく,ストレスや自律神経に目を向けたことは,ある意味,生き方の改革となったことは間違いありません。今までは,がむしゃらに働き,精神的にも肉体的にも体を酷使していたことに気づきました。体と心にゆとりを与えたのです。
3.バイオリズムは,睡眠と大きな関係がありますが,一定の周期で生活するよう心がけました。起床時間と就寝時間をほぼ一定にすることで,体内のバイオリズムが整い,体内の代謝酵素の働きが活発になると思いました。睡眠も6~7時間は取っています。きちんと睡眠をとると,髪が生き生きしていることを実感しました。この他には,飲み水を「アルカリ還元イオン水」にしました
。他にも実践したことはいろいろありますが,以上述べたことが,効いたのではないかと考えています。特に糖化です。
このような努力と究極の発毛法を再度毎日実行し(現在11ヶ月がたちました),育毛の達人関係者に支えられ,発毛への執念が実って念願の髪が生えてきました。髪がなく痩せていたときには,人と会うことを避ける傾向がありましたが,現在は,人と会うことが楽しくなりました。人間は中身で勝負などと言われますが,それは違いますね。
やはり外見は大切です。髪が豊富にある人には理解できない悩みです。つい最近,おもしろいことに気がつきました。背が高い人は,人の背についてほとんど気にしていません。視力がよい人は,人の視力についてほとんど気にしていません。同じく,髪がある人は,人の髪の量などにはほとんど意識が向きません。
つまり,髪が増えてくると,毎日の生活の中で髪へのとらわれから解放されるということが最大の喜びではないでしょうか。最初の予感通り,「育毛の達人」は本物でした。辛かった時期も信じて良かったです。本当にありがとうございます。
しかし,喜んでばかりはいられません。過去の2つの経験から,これから髪を維持していくのが本当に大変なことを十分に認識しています。「薄毛体質」ということの意味をようやく認識できました。骨折のように直ったら終わり,というわけにはいかないのですね。これからずっと上手に付き合っていかなければ,あっという間に「はげ頭」に逆戻りです。一つめの経験は,実はここ茨
城県も3月11日の地震で被災しました。
その間,水が10日間,電気が5日間つきませんでした。この間,風呂に入れず,髪を洗えずヘアケアが一切できませんでした。食べ物も1週間ぐらい,お菓子やラーメンなどの加工食品などになってしまい,ろくなものが食べられませんでした。そのたった10日間でかなり抜け毛が増え,髪が維持できなくなることがわかりました。また,2つ目の経験は,○○○を3週間ぐらいやめて様子を見たことがあります。
そうしたら,抜け毛が増えて髪の量が少し減りました。維持していくのもまた,大変なようです。約1年ぶりのメールで内容が長くなりました。
アンチエイジングはこれからも勉強して実践していくつもりです。役に立つことがわかったら,またご報告いたしますので,役立てて下さい。よろしくお願いします。
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数日後にM.H.様から頂いたメール
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今日発毛マニュアルを再度,読み直してみましたが,「自律神経のバランス=ストレスマネージメント」と「バイオリズム=睡眠・成長ホルモン」などは,発毛マニュアルにしっかりと説明されていて,発毛のキーとなっています。
発毛がうまくいかないときは,頭では分かっているようで,実際はぜんぜん本質を分かっていなかったと改めて思い恥ずかしくなりました。
しかし,回り道をしたことにより,「糖化」に気がついたことで道が開けました。「(タンパク質+糖)×時間(熱)」=「老化」の方程式です。加工食品や加熱食品,お菓子,甘いもの,おいしい料理は,ほとんど例外なくこの方程式に入ります。
痩せて飢餓状態に近い状態になっていた自分の体は,おそらく,○○○を摂取しても,肝臓やじん臓がその○○○をうまく代謝できず,機能していなかったのではないかと考えています(精密検査で徹底的に調べてないのでわかりません
が。)。
糖化から遠ざかる体質をつくることが,○○○の効きをよくして発毛にかなり効果がある可能性があるように自分の体験から感じました。あと,酵素が豊富な食べ物を積極的に意識して取り,老廃物になる食べものを極力控えたことも大きかったと思います。
髪の復活だけでなく,アンチエイジングという世界を教えていただいたことに対しても感謝しております。ありがとうございました。
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M.H.様、貴重なご報告ほんとうにありがとうございました。
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