毛髪お役立ち情報

白髪になると黒髪には戻らない?

■白髪になると黒髪には戻らない?

いったん白髪になった部分を黒髪に戻すことはできませんが、生活の改善をすることで同じ1本の髪でも、白髪から徐々に黒髪に変化させていくことは可能です。

黒髪の元となるメラノサイトを再活性化させるためには、食生活、睡眠、生活習慣をもう一度見直す必要があります。

あなたの身体は毎日食べるものでつくられ、充分な睡眠で細胞がつくられます。そしてストレスをためないようにすることで身体が健康になり本来の機能を取り戻していくのです。

身体に負担のかかる油料理が多ければ血が汚れ血流も悪くなります。そのためメラノサイトまで栄養が届きにくくなります。

【1】水と生野菜を取り入れる

毎日2リットル以上の水を飲みましょう。一度に多量の水を飲むのは大変ですから1時間おきに少しずつ飲みます。そして野菜は酵素が生きている生の状態で食します。(生でたべられない野菜は湯がいて)

なぜ生野菜が必要かというと、肉、その他の食品から得られる栄養素というのは野菜がもつ酵素によって分解されないと栄養が身体に吸収されないからです。よく野菜は嫌いだから野菜はほとんど残して肉やその他のおかずをたくさん食べるという方も少なくないようですが、野菜を食べないばかりに、本来吸収されるべき栄養素は身体に吸収されず、そのまま排泄されてしまっています。たくさん食べていても栄養が足りないのは野菜不足だからなのです。

そして調味料はソース、マヨネーズ、タレなどはなるべく避け、塩、酢、しょうゆ、味噌をそのまま使いましょう。なぜなら先にあげたソース類は糖分、甘味料、保存料、香料、酸化防止剤、等、添加物多量に含まれているからです。これらも栄養吸収のさまたげになるのです。

【2】睡眠

睡眠は食事と同じくらい重要です。
髪の生成は体内時計によって決められますが、およそ夜10時から深夜2時までの約4時間でしかつくられません。そしてこれはこの時間帯に深い睡眠になっていないと駄目なのです。ですからこの時間帯まで起きているというのは髪の生成だけでなく、白髪の原因も助長してしまっているのです。若いうちは回復力が早いため徹夜をしても白髪になりにくいのですが、加齢により回復力は激減し、睡眠が足りなければ足りないほどメラノサイトが弱っていきます。

寝室は明かりがない状態にし、枕の状態も見直すことで深い睡眠が得られやすくなります。寝る時までストレスを持ちこまないように努めてください。

就寝前にパソコンやスマートフォン、携帯、タブレットを使うのは厳禁です。これらIT機器を睡眠直前まで使用することで睡眠障害を助長することが昨今の研究でも明らかになっています。

【3】入浴

なるべく毎日お湯につかりましょう。全身の筋肉のリラックス効果が目的です。また頭皮の毛穴が広がり血行も良くなりますので、入浴中に軽く頭皮をもみほぐします。耳の後ろから首にかけてリンパ腺が走っていますので、頭皮を軽くもみほぐした後は、耳の後ろから首にかけて軽く四本指で下に撫でリンパ腺マッサージをしてください。

【4】メラノサイトを再活性化するための栄養素を採る

黒ゴマ
黒ゴマに含まれる抗酸化成分セサミンがユーメラニンの合成を促すチロシナーゼの働きを弱める活性酸素を除去します。チロシナーゼが分泌されることでユーメラニンが合成され、黒髪になります。 ビタミンEやビタミンB1、ビタミンB2、たんぱく質、銅、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維、マンガン 、セサミンなど多くの栄養成分を含みます。黒ごまに含まれている栄養分が体内のメラニン色素の欠乏を防いでくれることによって、白髪を減少させたり、予防してくれたりしています。

イカスミ
黒髪成分であるユーメラニンそのものです。またユーメラニンを作る酵素 チロシナーゼも多く含んでいます。ユーメラニンは前駆体(主原料)であるチロシンに酵素 チロシナーゼが作用し、生成されます。

竹炭
ユーメラニンの分子(原料)の1つである炭素を多く含みます。 また炭素以外にも各種ミネラルを多く含みます。

チロシン
アミノ酸。黒髪成分ユーメラニンの前駆体(主原料)です。チロシンが不足するとユーメラニンがうまく作られず白髪を招きます。





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